2016年6月10日金曜日

ファラオの墓・全4巻(竹宮恵子)感想ネタバレ注意!あらすじ・主人公の妹(ナイルキア)、もう一人はスネフィルの婚約者の姫(アンケスエン)、もうひとりは勇敢な隣国の協力者の姫…。 #COMIC

ファラオの墓 竹宮恵子 結末まで読んでほしい


昔、途中まで読んでいて、途中から内容がわかりにくくて放置していたのですが、今30代になって思いかえして最近また追加で買って読んでみたところ面白くなって、結局全巻読んでしまいました。結末はどうなるのかと夢中になって読んでしまいました。今思えば、昔わかりにくかったのは自分が中学生だったからだと思いますが、兄弟愛と、幼い二人の恋愛と王家の対立・さまざまな登場人物の思惑などが入ってうまく交差してからみあっている内容で、この人はこのことを知らないはずとか、ここで知って衝撃を受けるなど、細かい描写でうまいなぁ…と思います。とても初版1974年にかかれたものとは思えない、今の漫画にはない味が深いです。私は竹宮恵子先生の大ファンで、いつも感動させられます。このファラオの墓も、タイトルと絵で引き込まれて購入しましたが、正解でした。最後はうるうるときてしまい、竹宮ワールドにやられたなぁという感じです。そして、一度ならずまた1年たって2年たっても読めるので、家に保管しています。そしてはじめから悪役のスネフィルという人物も、最終的には大好きになってしまうから不思議です。そのくらい登場人物に魅力があります。特に女性を描くのは苦手と横書きに書いていた竹宮先生のようですが、私はこのファラオの墓にでてくる3人の女性はどの子も魅力的でとてもかわいらしいとおもいます。ひとりは主人公の妹(ナイルキア)、もう一人はスネフィルの婚約者の姫(アンケスエン)、もうひとりは勇敢な隣国の協力者の姫。横書きを見ると、もともと連載のために書いたものではなかったらしいのですが面白いということになって連載するようになったようです。今は文庫がでていて4冊で読み切りなので、ボリュームもちょうど良く、読みやすいです。ぜひ結末まで読んでもらいたいです。最後にじ~んときますから。4巻で終わらず、もっと続けてほしかったなぁもっと見たかったなぁ…と思います。壮大な歴史のロマンスを読みたい方はぜひ一読ください。

ありがとう寄稿。

リカより好きな女ができたと言い、まだ片思いだけどその気持ちでリカとは付き合えないと言います。結局健吾は家を出て行くけど、ある日健吾が片思いしている相手である華子がリカと一緒に同居したいといいリカの家に入ってきます。
感想&書評「落下する夕方(江国香織)」(ネタバレ注意)感想レビュー・8年間同居しているカップルであるリカと健吾。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。

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