2016年4月28日木曜日

大正箱娘(紅玉いづき)感想ネタバレ注意!あらすじ・続き物らしく、今後続編を匂わせる終わり方をしています…。 #COMIC

大正箱娘 紅玉いづき 大正時代の箱の話と不思議な人たちのお話

ファンタジー、現代、サーカス・・・独特の世界観と魅力的なキャラクターを書く紅玉(こうぎょく)いづきさんの待ちに待った新刊です。今度の舞台は大正時代。かわいらしいキャラクターと美しい描写が読んでいて引き込まれました。続き物らしく、今後続編を匂わせる終わり方をしています。
主人公は新聞記者の「紺」、そしてキーパーソンは不思議な噂を持ち、不思議な雰囲気の「箱娘」のうららという少女です。箱娘はどんな箱もおもいのまま、という話を頼りにうららのもとを訪ねる紺と、本当にいろいろな「箱」を開いていくうららの短編が4つほど入っています。
最初は不思議なものとして接していた紺が、うららを次第に友達として扱い、互いに相手を思う描写がかわいらしく、でもどこか現実離れしているうららとの違いを歯痒くおもう紺の葛藤の描写はさすが紅玉さんだと感じました。
短編連作といった風なので気軽に読めて楽しめました。紅玉さんの作品を好きな方にも、はじめて読むという方にもおすすめできる小説です。

ありがとう寄稿。

状況を的確に判断しているのが大吾の魅力でもあるのです。今までは言い出せない事でも今回の経験で実を結ぼうとしているのはかなり納得してしまうのです。
メジャー・セカンド-MAJOR 2nd 4巻第35話「大吾の判断」(満田拓也)感想&あらすじ・大吾のプレーはかなり危なげな感触にもなっているのですが…ネタバレ注意。 #マンガ - ナカノ実験室

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